夕日の彼方

絵描きとゲームが好き。日常でなんとなく思った事をなんとなくで書いてます。サイト→http://mist.in/1597/
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やっぱりゲームすきだわ

某ゲーム傾向の強い創作イベントが終わった。
ものすごいイベントだった。
たぶんあれ、ゲームっていう強みをめっちゃ生かしてるから
あの盛り上がりに慣れたのだと思う。

文化祭がコンセプトだけど、文化祭ってゲームもあるじゃないですか。
射的とか迷路とかお化け屋敷とか、そういう「体験」。
これをオンラインでどうやろうかと思うと、「ゲーム」しかないんです。
だから盛り上がったんだなぁと。
間違い探し、トイレ投げるだけのゲームとか、簡単なのですぐ楽しめる。天才・・・

普段の同人寄りの一次創作イベントだったら、
みんな好きな雰囲気の創作しか見ないし、どうしても「全員が楽しい」という状態にはなりにくい。
ゲームは「体験」がメインだから、遊んでもらえさえすれば「遊んだみんなが楽しくなる」。
やっぱりゲームってすごい。総合美術分野だよな・・・
物語、イラスト、小説、音楽、プログラム、アニメ、CV、動画、全部ゲームは応用できる。

あと、明確な「一般参加」と「サークル参加」の垣根がなくなるのも特徴だと思う。
ゲームが好きな人だと、まず遊んでからだ。話はそれからだ、となるので、
ゲーム制作者同士が普通にプレイして遊んだりする。
これって普通の創作イベントじゃちょっと厳しい。

私はほかの創作者さんも気になるから回るけど、興味ない人は本当にないし、
まず絵やビジュアルで判断されるから、なかなか中身を見てくれない。

ゲームって、遊ぶために説明を読むので、自然とそこを引き込むんです。
だから一般参加者が少なめだったとしても、界隈内で普通にだれもが盛り上がりやすいんじゃないかと思った。

・・・

そんな中で自分はわりと見てもらえてた。
メインであるゲーム分野の人達に比べたら足元にも及ばないと思うんだけど、
なんか知らんけど、本場であるはずの同人一次創作イベントよりも反応があった。
この現象ほんと何なんだ。
昨年12月もTRPG系寄りだったけどなぜか強い反応あったし・・・

まぁなんというか・・・世界は広いなー!!!と思いました!
まさかブランケットがこんなに人気というか反応もらえると思わなかったし、
初めて購入されました。高めなのに・・・うれしい・・・

もっとグッズ展開してもいいのかもしれない。
作品って読む手間が大変だから、
「キャラクターのインパクト」から入る人に向けて
グッズというのは大事な窓口になるのかもしれないと感じました。

・・・

あと、配信でイベント実況してくださる方もたくさんいて、
その中で出展者みんなの作品を、終始すご・・・すご・・・と言っていたのを聞いて、そっか・・・世の中スーパーマンだらけなんだ・・・と再確認しました。
何かを作れる人って、やっぱりすごいんですよ。

私も絵は自信なくて最近自信喪失しかけてたけど、
すごくきれいって言ってもらえたり、好きだと言ってもらえて、ものすごい嬉しかった。
別にクオリティは悪くないんだと。
(もちろんもっと上手くなりたいけど)
たぶん今回参加した人たちが一次創作のイベント出展者を見たら、
絵が上手い人いっぱいいて卒倒するんじゃないかな・・・
そっか・・・周りが超人だからくすむのか自分・・・(自身喪失)


ほんとゲーム系だと界隈が違うから全然来る層が違くて面白い。
正直今の創作イベントの参加者って、
リアルイベントでも被るほど同じ人がずっといるから、
けっきょく新しい風が入ってこない感じで、自分は売れない場に出続けてる感じになっちゃうんですよね・・・
それでも少しずつ新規さん出てくるから、出続けたいけどね。

・・・

作風も影響あるのかなぁ。
自分ってぶっちゃけ創作界隈だと活動法が浮いてると思ってて、
決まった場所がない。定住先がない・・・

一次同人は、ザ、マンガ!!!小説!!!って感じの人が多くて、
コミック系が強いから絵本の立ち位置わかんないし・・・

ギャラリーや原画展示界隈も何だかんだ身内ノリ多い印象で、交流つよくないと入って行けない。

評論界隈は作品さえあれば居心地よさそう。
やっぱこういう変なとこ好きなんだな。ガチオタクというか・・・
ゲームだって、そんな感じになりがちなので、たぶんオーラが合ってるのかもしれないです。

一次創作や展示界隈の人たちが、めちゃくちゃゲームやりこんだりオタクになったりって、まぁそういう人も多いっちゃ多いけど、
やっぱりライトに楽しむ人の方が多い印象です。
そこまで突き詰めてない、ゲームシステムを理解しないって人の方が多いんです。

真正のオタクってそういない印象です。
評論は変な人しかいないし(褒めてる)ガチオタク前提界隈なんです。
ゲームも完成させるのにかなりの知識が要りますし、専門生の高さで言えばオタク要素多いのです。
遊ぶ方もロジック的に考えなければ、ゲームってのはクリアできませんし。
私はプログラミングこそ意味不明になっちゃってますが、
こういう状況整理を丁寧に、というスキルは、ゲームやってたから育った機能だと思います。ゲーム脳ですよ。

追加で思ったのは、ゲームにありがちな作品傾向っていうのあると思います。
ゲームってのはぶっちゃけ、振り切った中二病じゃなきゃ作れない気がしてる(偏見)
ただの中二病じゃだめなんです。振り切ってないと。

そんで私は振り切った中二病側になりたいヤツです。
恥ずかしくて出し切れてないけど、中二要素で脳みそ掴んで振り回せるような作品が作って見たいんです・・・
たぶん、ちょっとウケてるのは、恥ずかしくて出し切れてないけど、
はみ出た中二感を受け取ってもらえてるからかなと憶測・・・
そんで私も、「夢という体験」をプッシュしてるから、ゲームと親和性が若干あったのかなと思いました。

あんまり中二が振り切って見せ方がヘタだと、普通の創作界隈ではイタくなりがちで、それが怖い。
ゲームだとそのイタさが若干緩和されて、
ゲームの世界観を良い感じに発揮できるのが好きなんです。

これはなぜかと言うと、「体験」になるから。
「漫画アニメは受動的」で、受け止めるだけなので話を聞いてる感じです。
「ゲームは自発的」で、自分の体験となり得るので、リアルさが付随してそれで中二感が薄れるんじゃないかなと感じてる。


ゲーム界隈こんな感じで居心地まじで良かったので、
何とかしてゲーム系イベントにでる何か手段がほしい・・・
ゲーム作るか・・・と思ったけどプログラムも用意するものも多い・・・
ウェブサイトで簡単なノベルゲームとか、ゲームブック式のでもいいのかな。
なんか、簡単なゆるいの作りたいなぁ・・・
それか、ゲーム作りに貢献できる何かを作るとかね。
自分の雰囲気のイラストでなんかできないかなぁ

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