アナログで描く意味
めっちゃ偉そうな事を言ってるけど、自分の勝手な持論なんで正しいとは思っていません0(:3 )〜 _('、3」 ∠ )_
以下とても偉そうな語り。
・・・
先日、ピクスクでアナログ画材で描いた作品オンリーのイベントがありました。
小規模ながら、昼間辺りはちまちま人の出入りはあったようです。
寝てたから分かんないけど、見てくれた人いたのかな・・・
自分は、今のご時世でアナログで描ける人はすごいとも言われているけど、
実はそんなにすごくないと思ってる。
わりとそういう人は多いし、
何より買う理由に「アナログイラストだから」は、ほぼ無いと思うから。
アナログイラストを見る事に興味があっても、それは見るだけで完結してしまいがちで、
その先に欲しいと思ってもらうには、やっぱり作品自体の中身の事になってしまう。
めちゃくちゃ当たり前の事を言ってるんだけど、
「デジタル画だから」「アナログ画だから」というのを気にしている人とか意識する人ってけっこういて、
私個人の考えとしては、そんなに気にしてもしょうがないのにな、と思う事が多い。
「アナログ画」という属性が本当に賞賛されるとしたら、
それは「技術的にすごい」という事のみな気がする。
(リアルなイラストとか、描き込みがものすごいとか、本当に技術的に上手いもの)
技術がある人は、どんどん「アナログだ」という事を推してほしいと思う。
これはデジタルで描きました、だとなんだぁってなる事も少なからずあるから、明確に示しておく必要が絶対にある。
・・・
ただ、私のような、創作を気軽にしてる人に関しては、
そこまでアナログである事を推してもあまり意味がない気がする。
たしかにアナログだという部分で驚いて賞賛してくださる方もいて、すごくありがたいです。
でも、買うかどうかは別なので、ギャラリー的な展示は良いとしても、
「即売会」となると売り手も買ってほしい思いがちょっとはあるし、
買ってほしい思いで「アナログ属性を宣伝に使う」のは難しい気がしてる。
例外だと思うのは、原画販売だと思います。完全に一点ものなので、アナログ宣伝は重要かなと。
でも、それでも買う決め手は、買い手側の絵の好みです。
「アナログだから」はそうそうないと思います。
「アナログだから、良い原画販売があるかもしれない」までで、作品個々までの宣伝までにはたどり着かない。
(なのでイラスト集や漫画などの印刷物はアナログ推しても、買い手側の方には事前情報としての意味ない気がしています・・・)
・・・
アナログで描いた作品の、漫画や絵本などの、物語を描く本は、
個人的には、アナログ作品というのを主張する意味は薄れてしまうと思っている。
これらの物語作品を推したい要素としては
「物語や絵自体の雰囲気」であり、
「アナログで描いたという手段」は買い手側にとっても重要ではないように思える。
(きついけどそれを主張した所で、へぇすごいなぁ、そんで中身は?になってしまう気がする)
だから、「即売会に出すための宣伝」としては、あんまりアナログで描いているという宣伝は意味がないと思ってる。
原画も同時に売り出している人や、技術を売りにしている人はアリだと思うけどね。
最初は私も色鉛筆で描いてるというのを毎回示して宣伝ツイートをしていたけど、
私は原画を売りにしてるわけではないし(イベントで展示することはあるけど)
技術も無いのは承知だし、
途中から、別に私は色鉛筆で描いた技術を知ってもらいたいわけじゃなくて、
物語や絵自体を知ってもらいたい、見てもらいたいんだよなぁと気付いて、言うのをやめました
0(:3 )〜 _('、3」 ∠ )_
色鉛筆画をほめて頂いた場合に、絵の雰囲気の違いに落胆しないように、他のツールを使った作品がある場合はちゃんと明記する事がとても多いですが・・・
・・・
まぁだから、今回はアナログ作品主体のイベントだったけども、
どちらかというと「原画を売りにしている」人向けだったなぁという気がしました。
偏見だけど、原画を出す方は展示の意味も兼ねてる気がするので、
一点もので○○で描きました!っていうのは自然な感じがします。
あと、とても失礼だけど、今回のイベントに限らず、アナログで描く人の水彩率ってすごく高く感じていて、
今回のイベントの場合、アナログ画材というかほぼ水彩みたいな感じになってて
「アナログ」という「手法に絞る」イベントという意味だと、変わり映えのしない感じにもなってしまっていました。
もっとペン画とかばりばりコピックとか、いろんな手法も見たいので・・・
もちろん絵はすごく良いものばかりで見とれました!
(これだけでアナログという属性を付ける意味がないのがわかるでしょう・・・)
ここまで多いと、水彩オンリーとかの方が、水彩の雰囲気が好きな人に絞れて、もっと良い感じになる気がします。まぁ、それも大変ですよね・・・
(水彩って水彩独特の良い感じがあって好きなんですよね)
ただ、今回のイベントは、
自分のアナログイラストをどうグッズとかに加工したらいいのか悩んでいたので、グッズ作成の参考になりました。
水彩で描く人とかは絵がふわふわになりがちなので、どうやってアクキーにしてるのかなとか。
切り抜きとか、アナログ特有の淡い色合いをどうしてるのかとか。
・・・やっぱり、「アナログ属性を推す事」は、技術に目が行ってしまいますね。
・・・
あと、アナログで描いてる事に劣等感を抱く人も、たまに見かけます。
デジタルが分からないから、デジタルすごい、と。
これも、気持ちは分かるけど、あまり気にしなくていい事なんですよね。
アナログはアナログで、雰囲気が出るし、デジタルと変わらない出来で描けるのはものすごい事だと思います。
逆に、(悪い意味で)アナログでこれだけ描けてるから、すごいでしょ!もなんか違う気がします。
これはヘタだけどっていう免罪符と同じで苦手です。
アナログですいませんっていうのも、アナログで描いてる人達みんなダメなもので描いてるような言い方にもなってしまいます。
結局何を見てもらいたいかなんですよね。
リアルなイラストや細密画など、
技術を見てもらいたい人は、すごいでしょ!ってどんどん言うべきです。
物語やキャラクター、イラスト自体を見てもらいたい場合は、
先も言ったように、作品自体に込められたものを見てもらえるように宣伝すべきです。
客観的に見て、物語やイラストのクオリティが、デジタルとあまり変わらない、または代替できる場合、尚更言わない方が良い気もしています。
アナログを推す事は、「技術も見て!」という事にもつながるし、
アナログならではの特徴が主張できる時に限った方が良い気がしています。
自分はこういう考えになっちゃいました・・・
参加してわかるイベントの雰囲気。分析楽しいな。
以下とても偉そうな語り。
・・・
先日、ピクスクでアナログ画材で描いた作品オンリーのイベントがありました。
小規模ながら、昼間辺りはちまちま人の出入りはあったようです。
寝てたから分かんないけど、見てくれた人いたのかな・・・
自分は、今のご時世でアナログで描ける人はすごいとも言われているけど、
実はそんなにすごくないと思ってる。
わりとそういう人は多いし、
何より買う理由に「アナログイラストだから」は、ほぼ無いと思うから。
アナログイラストを見る事に興味があっても、それは見るだけで完結してしまいがちで、
その先に欲しいと思ってもらうには、やっぱり作品自体の中身の事になってしまう。
めちゃくちゃ当たり前の事を言ってるんだけど、
「デジタル画だから」「アナログ画だから」というのを気にしている人とか意識する人ってけっこういて、
私個人の考えとしては、そんなに気にしてもしょうがないのにな、と思う事が多い。
「アナログ画」という属性が本当に賞賛されるとしたら、
それは「技術的にすごい」という事のみな気がする。
(リアルなイラストとか、描き込みがものすごいとか、本当に技術的に上手いもの)
技術がある人は、どんどん「アナログだ」という事を推してほしいと思う。
これはデジタルで描きました、だとなんだぁってなる事も少なからずあるから、明確に示しておく必要が絶対にある。
・・・
ただ、私のような、創作を気軽にしてる人に関しては、
そこまでアナログである事を推してもあまり意味がない気がする。
たしかにアナログだという部分で驚いて賞賛してくださる方もいて、すごくありがたいです。
でも、買うかどうかは別なので、ギャラリー的な展示は良いとしても、
「即売会」となると売り手も買ってほしい思いがちょっとはあるし、
買ってほしい思いで「アナログ属性を宣伝に使う」のは難しい気がしてる。
例外だと思うのは、原画販売だと思います。完全に一点ものなので、アナログ宣伝は重要かなと。
でも、それでも買う決め手は、買い手側の絵の好みです。
「アナログだから」はそうそうないと思います。
「アナログだから、良い原画販売があるかもしれない」までで、作品個々までの宣伝までにはたどり着かない。
(なのでイラスト集や漫画などの印刷物はアナログ推しても、買い手側の方には事前情報としての意味ない気がしています・・・)
・・・
アナログで描いた作品の、漫画や絵本などの、物語を描く本は、
個人的には、アナログ作品というのを主張する意味は薄れてしまうと思っている。
これらの物語作品を推したい要素としては
「物語や絵自体の雰囲気」であり、
「アナログで描いたという手段」は買い手側にとっても重要ではないように思える。
(きついけどそれを主張した所で、へぇすごいなぁ、そんで中身は?になってしまう気がする)
だから、「即売会に出すための宣伝」としては、あんまりアナログで描いているという宣伝は意味がないと思ってる。
原画も同時に売り出している人や、技術を売りにしている人はアリだと思うけどね。
最初は私も色鉛筆で描いてるというのを毎回示して宣伝ツイートをしていたけど、
私は原画を売りにしてるわけではないし(イベントで展示することはあるけど)
技術も無いのは承知だし、
途中から、別に私は色鉛筆で描いた技術を知ってもらいたいわけじゃなくて、
物語や絵自体を知ってもらいたい、見てもらいたいんだよなぁと気付いて、言うのをやめました
0(:3 )〜 _('、3」 ∠ )_
色鉛筆画をほめて頂いた場合に、絵の雰囲気の違いに落胆しないように、他のツールを使った作品がある場合はちゃんと明記する事がとても多いですが・・・
・・・
まぁだから、今回はアナログ作品主体のイベントだったけども、
どちらかというと「原画を売りにしている」人向けだったなぁという気がしました。
偏見だけど、原画を出す方は展示の意味も兼ねてる気がするので、
一点もので○○で描きました!っていうのは自然な感じがします。
あと、とても失礼だけど、今回のイベントに限らず、アナログで描く人の水彩率ってすごく高く感じていて、
今回のイベントの場合、アナログ画材というかほぼ水彩みたいな感じになってて
「アナログ」という「手法に絞る」イベントという意味だと、変わり映えのしない感じにもなってしまっていました。
もっとペン画とかばりばりコピックとか、いろんな手法も見たいので・・・
もちろん絵はすごく良いものばかりで見とれました!
(これだけでアナログという属性を付ける意味がないのがわかるでしょう・・・)
ここまで多いと、水彩オンリーとかの方が、水彩の雰囲気が好きな人に絞れて、もっと良い感じになる気がします。まぁ、それも大変ですよね・・・
(水彩って水彩独特の良い感じがあって好きなんですよね)
ただ、今回のイベントは、
自分のアナログイラストをどうグッズとかに加工したらいいのか悩んでいたので、グッズ作成の参考になりました。
水彩で描く人とかは絵がふわふわになりがちなので、どうやってアクキーにしてるのかなとか。
切り抜きとか、アナログ特有の淡い色合いをどうしてるのかとか。
・・・やっぱり、「アナログ属性を推す事」は、技術に目が行ってしまいますね。
・・・
あと、アナログで描いてる事に劣等感を抱く人も、たまに見かけます。
デジタルが分からないから、デジタルすごい、と。
これも、気持ちは分かるけど、あまり気にしなくていい事なんですよね。
アナログはアナログで、雰囲気が出るし、デジタルと変わらない出来で描けるのはものすごい事だと思います。
逆に、(悪い意味で)アナログでこれだけ描けてるから、すごいでしょ!もなんか違う気がします。
これはヘタだけどっていう免罪符と同じで苦手です。
アナログですいませんっていうのも、アナログで描いてる人達みんなダメなもので描いてるような言い方にもなってしまいます。
結局何を見てもらいたいかなんですよね。
リアルなイラストや細密画など、
技術を見てもらいたい人は、すごいでしょ!ってどんどん言うべきです。
物語やキャラクター、イラスト自体を見てもらいたい場合は、
先も言ったように、作品自体に込められたものを見てもらえるように宣伝すべきです。
客観的に見て、物語やイラストのクオリティが、デジタルとあまり変わらない、または代替できる場合、尚更言わない方が良い気もしています。
アナログを推す事は、「技術も見て!」という事にもつながるし、
アナログならではの特徴が主張できる時に限った方が良い気がしています。
自分はこういう考えになっちゃいました・・・
参加してわかるイベントの雰囲気。分析楽しいな。
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