夕日の彼方

ラクガキで前鬼描いてます。
明らかな漫画っぽい絵って色鉛筆だと本当に難しいね！！！

鬼っていうのは強さの象徴。
良い意味でも悪い意味でも、強いのが鬼の意味。
悪者から神様まで、鬼の話は幅広い。

この前鬼ってキャラクターは本当自分にも他人にも嘘がなくて、見ていてスッキリします。
実際、「このうつけが！！」とか言われたら泣くかもしれないんだけど（（
本当に正直だからかわいくて・・・ごはんあげたいです。
元の姿の大きな前鬼でもやっぱり喋り方は変わらなくて、大好物の実を食べる時の「うめぇ！」がほんと可愛くてですね。
自分の信念は納得しない限り曲げないし、その場に居るだけでエネルギーをもらえるようなキャラクターです。

おなか空いたらおなかすいた!!!って必死になる。
自分より威張ってるやつは許せなくて正々堂々と勝負に出る。
小さい体でも鬼神の誇りを忘れないで立ち向かう。
嫌な事は嫌っていう。
優しくされたらちょっと静かになる。
全部本当に嘘がなくて、自分の心に真っ直ぐで。
使役している小明（ちあき）ちゃんとも、お互い口悪くても本音でぶつかるからこそ、ケンカしながらも信頼しあえるようになったんだろうなぁ。


鬼はいろんな話で基本強くて怖い、荒々しいという描写が多いけど、愉快な時は心から愉快にはしゃいでいます。
鬼、というものを見ていて、やっぱ自分には、心を外に出すってものが足りな過ぎるなと思いました。
特に「怒り」と「嬉しい、楽しい」という気持ち。
出しても、それも後からやめとけばよかったって、後悔してばかりで・・・
今までずーっとそうしてきたから変われないとは思うんだけど、
本当にもうちょっとだけでも、ストレートに、出せたらいいなぁ。

怒りは出しすぎは良くないんだけど、怒るってのは必要なんだと思います。
いつも我慢して悲しさに変換してしまってるので、泣きたくなるのかなって。
怒りを怒りのままで時には吐き出した方が、全部悲しさに変換した時ほどは悲しくはならないし。
「嬉しい・楽しい」という気持ちは我慢する必要がないのに、してしまいがちです。
あんまり出したらボロでて恥ずかしいなって気持ちと、
自分が喜ぶことで誰かが嫌な気持ちにならないかとか、すｇｇｇｇｇｇｇｇっごいしょうもない考え方持ってるんですよ←
わけもなく自分がいい状態だと罪悪感が生まれてくる事がある。
誰にも伝えなければいいんですけど、周りにはあんまり言わないから共有ができなくて寂しいって思う事があります。本当に中途半端です。
そのくせそれらの感情を出さないせいで、いろいろ悲しかったり妬んだりする事はやっぱちょっとは出てきてしまいます。
思いなおすも、ちょっとでもそう思ってしまった事にまた罪悪感を感じて、ぐるぐると・・・

自分の心には、心の闇から生まれる悪鬼ではなく、
昔話に出てくるような感じの鬼をちょっとだけ住まわせてもいいのかなって思いたいです。
ちなみに、こぶとりじいさんに出てくる鬼がめっちゃ好きです。笑